4月11日は「メートル法公布記念日」です。
1921年(大正10年)4月11日、「メートル法」の採用を法制化した改正「度量衡法(どりょうこうほう)」が公布されたことに由来しています。
メートル法は、フランスで生まれた国際的な単位系で、長さの単位「メートル(m)」、質量の単位「キログラム(kg)」などを基本としています。
4月12日は「パンの記念日」です。
日本で初めてパンのようなものを焼いたのは、砲術の研究家・江川太郎左衛門で、1842年(天保13年)4月12日に伊豆韮山の自宅の庭で作ったとされています。
これを記念して、パン食普及協議会が1983年(昭和58年)3月に、毎年4月12日を「パンの記念日」と制定しました。
また、毎月12日を「パンの日」として、全国のパン屋さんがより一層のサービスに努めることも定められました。
4月13日は「喫茶店の日」です。
1888年(明治21年)4月13日、東京・上野に日本初の本格的な喫茶店「可否茶館(かひいさかん)」が開業したことに由来しています。
「可否茶館」は、コーヒーを飲みながら知識を吸収し、文化交流をする場としてオープンしました。
4月13日は「決闘の日」です。
1612年(慶長17年)4月13日、山口県下関市の巌流島(船島)で、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたことに由来しています。
宮本武蔵と佐々木小次郎は、当時を代表する剣豪であり、その決闘は多くの人々の関心を集めました。
決闘は、小次郎の得意技である「燕返し(つばめがえし)」を武蔵が見切り、木刀で小次郎を打ち倒したことで、武蔵が勝利しました。
4月14日は「オレンジデー」です。
「オレンジデー」は、日本を代表する柑橘類の一大産地である「JA全農えひめ(全国農業協同組合連合会・愛媛県本部)」によって制定されました。
オレンジの花は4月から6月にかけて開花し、花言葉には「花嫁の喜び」という意味があることから、愛を伝える記念日としてオレンジデーを制定したのだとか。
2月14日のバレンタインデーに愛の告白をし、3月14日のホワイトデーに愛に答え、1カ月後である4月14日に愛を深め合ってほしいという願いが込められているそうです。
4月14日は「タイタニック号の日」です。
1912年(明治45年)4月14日、豪華客船タイタニック号が北大西洋で氷山に衝突し、翌日未明にかけて沈没したことに由来しています。
タイタニック号は、当時世界最大の豪華客船であり、「不沈船」とも呼ばれていました。
しかし、処女航海中の北大西洋で氷山に衝突し、乗客乗員2,224人のうち1,514人が犠牲となるという悲劇的な事故を起こしました。
4月15日は「ヘリコプターの日」です。
「ヘリコプターの日」は、1986年に全日本航空事業連合会が制定しました。
その由来は、ヘリコプターの原理を考案したと言われるレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日(1452年4月15日)にちなんだものです。
「ヘリコプターの日」は、ヘリコプターの重要性をPRし、その利用を促進することを目的としています。
4月16日は「十六茶の日」です。
「十六茶の日」は、アサヒ飲料の「十六茶」ブランドが制定しました。
その由来は、16種類の素材をブレンドした「十六茶」の魅力をアピールするためです。
「16」という数字は、「十六茶」という名前だけでなく、16種類の素材がブレンドされていることにも由来しています。
恐竜の日は、アメリカの古生物学者、ヘンリー・フェアフィールド・オズボーン氏が、1905年4月17日に、アメリカ自然史博物館で、アパトサウルスの全身骨格の組み立てに成功したことを記念して制定されました。
日本国内では、福井県立恐竜博物館が有名です。福井県は、日本における恐竜研究のメッカといわれ、多くの恐竜化石が発掘されています。
福井県立恐竜博物館では、実物の化石やジオラマ模型などが数多く展示されており、恐竜について学ぶことができます。
4月18日は「発明の日」です。
「発明の日」は、日本の産業の発展の基礎となった専売特許条例(現在の特許法の前身)が1885年(明治18年)4月18日に公布されたのを記念し、産業財産権制度(工業所有権制度)の普及・啓発を図ることを目的に、1954年(昭和29年)に制定されました。
「発明の日」を含む4月18日からの1週間は、「発明週間」と定められています。この期間には、小中学生を対象とした「夏休み発明工夫展」や、科学技術館での「少年少女発明クラブ全国展」など、さまざまなイベントが開催されます。