お金よりも大切なものを語ろう。僕がYMYL(Your Money or Your Life)を選んだ理由

0. こんにちは、道に迷った仲間たちへ

ねえ、ちょっと聞いてほしいんだ。
この数年、アフィリエイトの世界に身を置きながら、僕はずっと「YMYL」ジャンルのコンテンツを作り続けてる。

でもね、このテーマ、正直“アフィリエイトには不向き”なんだよ。
検索上位を取るのも難しいし、広告の単価もイマイチ。
稼ぎたければ、美容、ガジェット、旅行、グルメあたりが鉄板。
それなのに、なんでそんな硬派なジャンルで戦い続けてるのかって?

答えはひとつ。「心から届けたい話があるから」。
今日はその理由を、ちょっと熱く、そして少し照れくさく語らせてほしい。


1. 僕が書きたいのは「生きるってなんだ?」の物語

YMYLって、直訳すれば「あなたのお金、または人生」って意味だけど、僕にとってはもっと重たい。
だって、「命に関わること」「暮らしの根っこに触れること」なんだよ。

病気、介護、教育、借金、就職、退職、結婚、離婚、育児、老い…。
それって、全部が“生きる”に直結してる。

ガジェットのレビューも大好きだけど、
「余命宣告された母とどう向き合うか」とか、
「ブラック企業で心を壊したあと、どうやって立ち直るか」とか、
そういう話を書いてると、自然と目が潤んでしまうんだ。

人の心の奥深くに触れるような、そんな記事を綴っていきたい。
広告収入なんて、正直その次でいい。


2. 書きながら、自分を癒している

実はね、僕自身も、人生のどん底を経験したことがある。
鬱で布団から出られなかった日々。
電車に乗るのが怖くて、何度も途中下車した通勤路。
何をしても報われない気がして、ただ泣いていた夜。

そのとき、支えてくれたのは、無機質な広告じゃなかった。
それは、あるブログの一文だった。

「あなたは今日、まだ生きてる。それがすべての始まりだよ。」

画面越しの誰かの言葉が、確かに僕を引き戻してくれた。
だから、今度は僕がその番だと思った。
同じように、誰かの“明日”を引き止める言葉を紡ぎたい。


3. 稼ぐための記事じゃなく、届けるための記事を書きたい

確かにアフィリエイトで生活してる人間としては、
収益性は超・重要な指標だ。

でも、人生には「金にならないけど価値がある」ってものがあるんだよ。
たとえば、こんなメッセージ。

「あなたの記事、読んで泣きました」
「勇気が出ました。今、病院に行く準備してます」
「自殺しようと思ってたけど、少しだけ生きてみます」

このコメントを読むたびに、心臓がぎゅっとなる。
誰かの人生の歯車が、たった数千字の文章で動くって、すごいことじゃない?

その力を信じているから、YMYLでも書き続けるんだ。


4. 「難しい」テーマにこそ、感情が宿る

YMYLは、SEO的にも難しい。
検索上位はほぼ医療機関や政府系サイトで埋まってる。
正確さ、情報源、構成、全部求められる。手を抜けない。

でもね、だからこそ面白い。
感情とロジック、感動と事実、そのバランスが求められるのがこのジャンルなんだ。
まるで綱渡り。でも、そのスリルがたまらない。

たとえば「がんになったら最初に読む記事」を書くとする。
データとともに、患者本人や家族のリアルな声を入れる。
専門性を保ちつつ、涙がこぼれるような温度感で仕上げる。
これができたら、もはやひとつの“作品”だと思ってる。


5. 「稼ぎやすさ」と「書きたさ」が一致しない、それが人生

世の中って矛盾してるよね。
楽しくて得意なことが、必ずしも稼げるとは限らない。

でも僕は、「好きで書いた記事が、誰かを救った」
この経験をしてしまったから、もう戻れない。

YMYLは不向きだよ、って言われても、
僕にとっては、“向いてる”ジャンルなんだ。

だって、届けたい想いがあるから。


6. PVも捨てたもんじゃない

「それじゃPV稼げないでしょ?」って言われることもある。
確かに瞬間的なバズは少ない。
でも、じわじわと読まれ続けて、1年後に突然PVが跳ね上がる記事もある。
そう、YMYLには“遅れて届く共感”があるんだ。

そしてなにより、読者の滞在時間が長い。
じっくり、ゆっくり、真剣に読んでくれる人が多い。

これって、SEO以上に大切なことだと思ってる。


7. そして、今もまた誰かが苦しんでいる

この瞬間にも、人生のどこかで誰かが泣いている。
病室で、暗い部屋で、駅のホームで、スマホを見てるかもしれない。

そんな誰かに届けたい言葉がある。
「大丈夫」とか「頑張れ」とか、安易な励ましじゃない。
もっと寄り添って、じっくり考えて、一緒に悩んでくれる記事。

YMYLとは、命と心に触れるジャンル。
だからこそ、誠実でありたい。
そして、あたたかくありたい。


8. 最後に伝えたいこと

もし、今この記事を読んでいるあなたが、
「YMYLやりたいけど無理そう」って思ってるなら、言わせてほしい。

やっていいんだよ。
むしろ、あなたにしか書けない言葉が、誰かを救うかもしれない。
稼ぐだけじゃなく、残すこと。伝えること。それがWebの魅力なんだ。

誰にも届かないような小さな記事が、
たった一人の人生を変えることもある。

だから、僕はこれからも書き続ける。

アフィリエイトに不向き?
うん、そうかもね。でも、それがどうした?


お金よりも大切なものを、僕は知ってるから。


この記事が、あなたの“何か”になることを祈って。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です