こんにちは。
今日はちょっとノスタルジックで、それでいて笑えて、でも最後にはちょっとしんみりと考えさせられる、そんな“時代の変化”を一緒に味わってみない?
昔は当たり前だったことが、今では「え!?」と目を丸くするような非常識になっていること、意外とたくさんあるんだよね。社会全体の価値観や、科学、教育、生活環境が進化する中で、私たちの“常識”もどんどん書き換えられている。それって、ちょっと寂しいけど、でもどこか面白くもあるよね。
今回は、私自身の体験や、身の回りのエピソード、そして専門的な視点もちょっぴり交えながら、「昔の常識、今の非常識」10選を、まるで友達とお茶をしながら「そういえばさ〜」って話すみたいな、そんなゆるっと楽しいノリでお届けします。
読み終わったら、きっと「あの頃って、そんなだったよね〜」なんて、家族や友人と語り合いたくなるはず。さぁ、懐かしさと驚きが入り混じる時代の旅へ、一緒に出かけよう!
目次 [非表示]
① 連絡は“家の電話”が基本だった
昔の我々のコミュニケーション手段って、今の若い子から見たら信じられないくらいアナログだったよね。
放課後、友達と遊ぶ約束をするには、まず彼の家の固定電話にかけるのが第一ステップ。でも、その電話を取るのは大抵お母さん。もしくは、ちょっと怖そうなお父さん。そこを通り抜けて「◯◯くん、いますか?」って聞くまでが、もう一つの冒険だったの。
今思えば、あの緊張感と、人と人との距離感が生むドラマって貴重だったなあって思う。LINEで既読スルーされたって傷つく時代だけど、あの頃は「お母さんに断られた」ってだけでしょんぼりしたものだったよ。
今では、スマホ一台で直接メッセージが送れる。AIが文章を整えてくれるし、顔も見ずに感情がやりとりされる。でも、あの頃の人間臭いやりとりって、何か大事なものを教えてくれてた気がするなぁ。
② お年玉の“1万円”は超大金だった
正月と言えばお年玉!ポチ袋の重み、あのワクワク感って、言葉にできないほど特別だったよね。
1万円もらった日には、心の中で“億万長者”気分。すぐに近所のゲームショップに直行して、欲しかったカセット1本買って、それでもまだお釣りがあるなんて、もう夢のような話だった。
ところが今じゃ、小学生でも「Switchのソフト2本欲しい」とか「iPad買いたいから3万円以上欲しい」とか、金銭感覚がすごく違ってきてる。物価が上がったこともあるけど、情報や広告の影響も大きいよね。
当時はお金の価値を“体感”で学んでた気がする。1万円を使うにも悩みに悩んで、親に相談したりしてさ。今の子どもたちには、それとは違う形でのお金教育が必要なのかもなぁ。
③ タバコはどこでも吸えた
今じゃ考えられないけど、昔は本当に“どこでも”だったんだよ。駅のホームでぷかー。レストランのテーブル横でスパスパ。電車の喫煙車両なんて、まさに煙の海だった。
会社でも、自分の机で煙草吸って、灰皿が常備されてた。新入社員はその灰皿の掃除から仕事を覚える、なんてことも。
だけど、健康意識が高まり、受動喫煙が問題視され、ついには完全禁煙の波が広がっていった。今じゃ喫煙所は隔離されてて、ビルの裏の片隅で肩をすぼめて吸ってる人を見ると、時代の移り変わりを感じるよね。
変わったのは社会のルールだけじゃない。健康への考え方、他人への配慮、公共マナー。たった20年でこんなにも“当たり前”がひっくり返るんだもん、驚きだよ。
④ “写ルンです”が青春の必需品
修学旅行、文化祭、放課後のくだらない瞬間。
どれもこれも、使い捨てカメラ“写ルンです”で撮るのが主流だった。あの「カシャッ」という独特のシャッター音、巻き戻すカリカリ音。全部が青春の音だったよね。
現像するまで写真の出来が分からないから、ブレてるかも、変な顔してるかも、っていう不安とワクワクがあった。
今は、スマホで連写して、失敗は即削除。加工アプリでキラキラに盛って、SNSにアップ。「いいね」の数で喜んだり落ち込んだり。
便利にはなった。でも、“偶然の面白さ”とか“待つ楽しみ”っていう、人間味のある感情が、少し薄れてしまった気がするなあ。
⑤ 体育会系の「水飲むな」は美徳だった
「水を飲むな!それが根性だ!」
昔はそんな精神論がスポーツ界では当たり前だったよね。練習中に水を飲んだら怒鳴られ、バケツで水をかぶったりするのが「男らしさ」とされた時代。
でも今はどう?熱中症が問題視され、こまめな水分補給が“命を守る行動”になってる。科学が進み、人体への理解が深まる中で、「根性」より「安全」が優先されるようになった。
これは、単にスポーツの指導法が変わったという話じゃない。“命を大事にする”という、社会の価値観そのものが変わった象徴でもあるんだよね。
時には心が熱くなるような厳しさも必要だけど、それ以上に大切なのは、「守られるべき命」と「成長できる環境」。それが今の“常識”なんだな。
⑥ 給食の“完食”は当たり前だった
小学校の給食と言えば、苦手なメニューとの戦い。
特に、あのぬるい牛乳…苦手な子にとっては拷問だったよね。でも、先生に「全部食べなさい!」って怒られながら、無理して飲んだもんだよ。
今ではアレルギーや体質に配慮して、無理な完食を強制しない学校が増えてる。むしろ「嫌いなものを無理して食べなくてもいい」という教育方針のところも。
これは、“個性を認める”という時代の大きな変化のひとつ。食事一つとっても、多様性を受け入れる社会になってきてるんだよね。
⑦ 土曜日も学校があった
昔の子どもたちにとって、“土曜日”はまだ学校の日だった。午前中は授業を受けて、午後から遊びに行く。それが当たり前の週末の過ごし方。
ランドセル背負って登校する土曜の朝、ちょっと眠たくて、でも午後に友達と遊べると思うとワクワクした。昼ごはんを食べたらすぐ公園に行って、泥だらけになって暗くなるまで遊ぶ。そんな「半日学校+半日自由」が、子どもたちの“普通”だったんだ。
でも今じゃ、完全週休二日制が基本。土日はしっかり休むのが当たり前になった。大人も子どもも「休むことの大切さ」が見直されて、働き方や学び方が変わってきた証拠だよね。
土曜が学校だった時代、実は「親も仕事で子どもを預けられる」って意味合いもあった。でも今は、親も自分の時間を持つ時代。休み方すら“進化”してるのかもしれないな。
⑧ 漫画は“ジャンプ”一択だった
「ジャンプ読んだ?」「次の話、やばくない?」
そんな会話が毎週のように飛び交ってた、少年時代。紙の雑誌を手に取って、袋とじをワクワクしながら開ける。コンビニや書店に朝から並んで、早く読みたいがために通学前に買っちゃう子もいた。
だけど今は、漫画はアプリで読む時代。スマホ一つで何百作品も読めるし、更新も通知してくれるし、無料で試し読みもできる。しかも、音声付きでアニメのように楽しめるボイスコミックや、縦スクロール形式で読みやすく工夫された作品も増えている。
もちろん便利だし、選択肢が広がったことは素晴らしい。でも、“みんなが同じ週刊誌を読んでいた”という一体感は、少し薄れてしまったかもね。
時代は流れ、コンテンツの消費スタイルも変わるけど、「面白い物語をみんなで楽しむ」気持ちは、今も昔も変わらない。ジャンプ黄金期の熱狂、あれはあれで、本当にかけがえのない時代だったよ。
⑨ “迷惑メール”はチェーンメールだった
「このメールを10人に送らないと、不幸が訪れる…」
そんな怪しい文章が、クラスで出回ってた。最初は怖くて、本当に10人に送ったりしたよね。ポケベルやガラケーで、手打ちで一生懸命文字を打ち込んだ。今思えばかわいいレベルのいたずらだけど、当時は本気で信じてた。
今では、迷惑メールは進化してAI詐欺やフィッシング詐欺に。リンクを踏んだら個人情報が抜き取られたり、銀行の口座にアクセスされたりと、笑いごとじゃ済まされないレベルになってる。
チェーンメールはある意味、“人間の怖がり”に寄り添った原始的な詐欺だった。でも今は、技術的にも心理的にも巧妙で、誰でも引っかかる可能性がある。
だからこそ、ネットリテラシーは現代人の必須スキル。子どもだけじゃなく、大人も年配者も、“今の非常識”に対応する知識が求められている時代なんだよね。
⑩ 親の言うことは“絶対”だった
「門限は6時!」「テレビは1時間まで!」
昔は、親の言葉が“法律”のようなもので、逆らうことなんて考えもしなかった。反論しようものなら「親に口ごたえするな!」と怒られて終わり。家庭はピラミッド型の縦社会だったよね。
だけど今はどう?子どもにも人格があり、気持ちがあるという前提で、親子のコミュニケーションが変わってきてる。
「なぜそう感じるのか」「どうしたいのか」
親も子も、対話を重ねてルールを作るスタイルが増えてきた。心理的安全性や自己肯定感を重視する教育が進んでるのは、大人が“聴く姿勢”を持ち始めたからだと思う。
家庭が厳しく閉ざされた“上下関係の場”から、安心して話せる“信頼関係の場”になってきてる。これは社会全体の成熟の証かもしれないね。
【まとめ】変わる“常識”に振り回されずに、今を楽しもう!
どれもこれも、懐かしいし、ちょっと笑えて、でも最後には「今って素敵だな」って思わせてくれる話ばかり。
「昔はよかった」と言いたくなる気持ちも分かるけど、それは“今が悪い”ってことじゃないよね。
常識は変わる。価値観も、人のつながり方も、笑いのツボさえも。だけど、その時代その時代で、みんなが必死に生きて、愛して、笑ってきた。
今の常識が、10年後には非常識になるかもしれない。 それでも、今この瞬間を笑って、楽しんで、次の世代に渡していくこと。それが、私たちができる最良の“つなぎ方”なんじゃないかな。
この10選が、誰かとの会話のきっかけになったら嬉しいし、ちょっとでも「分かる〜!」って共感してもらえたら最高です。
ここまで読んでくれて、ほんとにありがとう。 あなたにも、あなたの大切な人にも、変化を笑って楽しめる毎日が訪れますように。