1月7日は「七草の日」です。
七草とは、春の野に芽吹く7種類の草のことで、以下のものを指します。
七草は、邪気を払い、無病息災を願って、1月7日に七草粥として食べられます。
1989年1月8日は、元号が昭和から平成に変わった日です。
昭和天皇が崩御された翌日、1989年1月8日に「元号を改める政令」が公布され、新しい元号が「平成」に決定しました。
昭和天皇の崩御と新元号の発表は、日本国民に大きな衝撃を与え、社会全体が悲しみに包まれました。しかし、新しい時代の幕開けへの期待も高まりました。
「平成」という元号には、「国の内外、天地がともに平和になるように」という願いが込められています。
1月9日は「とんちの日」です。
「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合わせから、とんちで有名な一休さん(一休宗純)にちなんで制定されました。
一休宗純は、室町時代中期の臨済宗の僧侶で、とんち話で知られています。
とんちとは、頓知とも書き、禅の機鋒(悟りを開くための言葉や行動)から転じた言葉で、知恵やユーモアを働かせて難題を解決することを指します。
110番の日は、1月10日です。
110番は、事件や事故など、緊急時に警察に通報するための電話番号です。
110番の日の由来は以下の通りです。
110番の認知度向上: 110番という番号を広く知ってもらい、緊急時に適切に利用してもらうことを目的としています。
警察への信頼感醸成: 110番通報が適切に対応されることで、警察への信頼感を高めることを目指しています。
鏡開きとは、正月に神や仏に供えた鏡餅を下げて食べる日本の年中行事です。
神仏に感謝の気持ちを示し、無病息災などを祈って、供えられた餅をいただきます。
一般的には、1月11日に行われます。ただし、地域によっては1月20日に行うところもあるようです。
1月12日は「スキーの日」です。
1911年のこの日、オーストリア・ハンガリー帝国の軍人テオドール・エドラー・フォン・レルヒ少佐が、新潟県上越市で日本で初めて本格的なスキー指導を行ったことに由来します。
この日を記念して、全日本スキー連盟などが1994年に「スキーの日」と制定しました。
1月13日はタバコの日です。
1946年のこの日、高級タバコ「ピース」が発売されたことにちなんで制定されました。
当時、10本入りで7円だったピースは、他のタバコが4円だった当時としては高級品で、大卒の初任給が700円程度の時代に「いつかはピースを」とあこがれていた人も多かったようです。
1月14日は「愛と希望と勇気の日」です。
1958年2月に南極観測船「宗谷」が昭和基地に到着し、前年に置き去りにした15頭のカラフト犬のうち、タロとジロの2頭が生きていたことが確認されたことに由来します。
極寒の地で生き抜いたタロとジロの姿は、多くの人に感動と希望を与えました。
この出来事を後世に語り継ぐため、「愛と希望と勇気の日」が制定されました。
タロとジロの物語は、映画「南極物語」としても知られています。
小正月は、正月行事の締めくくりとして、1月15日前後に行われる日本古来の伝統行事です。
大正月(1月1日~7日)に対して、小正月は1月15日を中心とした期間を指します。
この期間には、小豆粥を食べる習慣や、どんど焼きなどの火祭り行事が行われます。
1月16日は「禁酒の日」です。
この日は、1920年にアメリカで禁酒法が施行されたことに由来しています。
禁酒法は、アルコール飲料の製造、販売、輸送を禁止する法律でしたが、密造酒やギャングの暗躍を招き、1933年に廃止されました。