はじめに──「65歳からはもう遅い」と誰が決めた?
人生100年時代。65歳は「終わり」ではなく、むしろ第二のスタートラインです。
かつては“定年=隠居”のイメージがありましたが、今は違います。
健康寿命は延び、テクノロジーも進化し、「65歳から始める挑戦」が珍しくない世の中に。
でも一方で、「できること」と「もう難しいこと」が明確になる年齢でもあります。
本記事では、65歳から“できること”と“できないこと”の見極め方を軸に、人生を再起動させるヒントを具体的に紹介していきます。
第1章|65歳から「できること」7選
1. 小さくても“新しいビジネス”を始められる
年齢制限があるのは企業就職だけ。
自分でやるなら「今すぐ」「今日から」始められます。
- メルカリで不用品販売 → 月1万円の収入に
- 趣味の刺繍を「minne」で販売
- noteでエッセイ連載 → 書籍化のチャンスも
知識×経験×好きなこと=65歳の黄金ビジネスモデル
2. 毎朝散歩して、健康寿命を伸ばせる
ジョギングでなくてOK。
20分のウォーキングが血流を促し、認知機能にも効果的。
- 「朝散歩 × 朝日」でセロトニン増加
- フレイル予防(虚弱化)にも直結
健康は、60代から差がつく「最重要資産」です。
3. デジタルデビューができる
「スマホを使えない」は、ただの“壁”ではなく“扉”です。
- YouTubeで料理動画を見る
- LINEで孫とやりとり
- ChatGPTでアイデア相談!
今さら?じゃなく、今こそ!
4. 第二のキャリアを築ける
退職後、あえてまったく別の職種へ。
- 地域の見守り隊
- 図書館スタッフ
- 家事代行や話し相手など“助ける仕事”
報酬だけでなく、「ありがとう」が収入になる感覚が、心を満たします。
5. 夫婦で新しい旅に出る
若いときの旅行と違って、**“味わう旅”**ができる年齢。
- 季節限定のローカル列車に乗る
- 一人3万円以内で楽しむ温泉旅館めぐり
- 旅行記をブログにアップ → 副収入も!?
6. 本を書ける。人生がネタになる
SNSや出版プラットフォームが整った今、「書く人」になるのに年齢制限はなし。
- 自分史(→子どもや孫にとって宝物)
- 過去の経験を“悩める若者”へ伝える
- Amazon Kindle出版なら誰でも作家に
7. 新しい「推し」を見つけられる
推し活に年齢は関係なし。
- 韓流ドラマにハマる
- 地元のアイドルを応援
- ライブ配信で交流して生きがいに
ときめきこそ、若さのエネルギー源です。
第2章|65歳から「できないこと」との上手なつきあい方
1. 体力・筋力の“急成長”は難しい
トレーニングはOK。でも、20代のように筋肉が増えると思うと、挫折のもと。
→ ゆっくりペースで、「維持」を目標に。
2. 夜更かししての作業や移動は厳しい
回復力・集中力は落ちる。だからこそ、朝型の習慣に切り替えると◎
3. 高速で新技術を吸収するのは難しい
デジタルは「一気にマスター」より、「1日1つ」の習得がコツ。
4. “頑固さ”が邪魔をすることがある
人生経験が豊富だからこそ、意見を受け入れる柔軟性を忘れないこと。
第3章|“できること”を生かす3つの考え方
①「何を失ったか」より「何が残っているか」に目を向ける
→ 人生を再構築するには、“在る”にフォーカスする習慣がカギ。
②「小さく始める」が最速の近道
→ 大きな夢は、小さな一歩から。
③「人に会いに行く」
→ 孤独は老化の最大要因。つながりが活力を生む。
まとめ|65歳は「選べる年齢」
65歳からの人生は、「できないこと」より、「できること」の選択肢をどう生かすかが勝負。
体も頭も、若いころのようにはいかないかもしれない。
でも、人生の経験と情熱が“武器”になる年齢でもある。
あなたが“やりたかったこと”は何ですか?
それ、今から始めてみても、遅くはありません。