「ブログで稼げた時代は終わった」
「もうYouTubeも飽和してる」
──そんな言葉を、ここ数年で何度耳にしたことでしょう。
でも思い出してください。
2005年、ブログが登場した頃、誰がそれで月100万円稼げるなんて思ったでしょうか?
2010年代、YouTubeを始めた人が“テレビより稼げる職業”になるなんて、誰が予想したでしょうか?
そう。
新しい波は、いつも最初は「よく分からないもの」として扱われ、
気づいたときには“後発組は入れないレッドオーシャン”になっています。
今回は、「ブログ→YouTube→◯」の“次のトレンド”は何か? を本気で予測していきます。
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なぜ「ブログ」から「YouTube」に流れたのか?
最初におさらいしておきましょう。
なぜ多くの人がブログからYouTubeに移行したのか。
- 理由①:SEOの難化
Googleのアルゴリズム変動が頻発し、個人ブログの表示が難しくなった。 - 理由②:視覚・聴覚への訴求力
動画は“ながら見”できるため、情報取得の障壁が低くなった。 - 理由③:収益性の拡大
YouTube Partner Program(YPP)や企業案件で稼ぐ幅が広がった。
このように、「情報を文章で伝える→映像で伝える」へと移行するのは、必然だったのです。
では、次は?
本題:ブログ→YouTube→◯? その「次」に来るメディアは?
次に来るメディアとは何か?
今、多くの専門家が注目している候補は次の5つです。
1. ポッドキャスト・音声メディア
【キーワード:耳の可処分時間】
すでにアメリカでは「YouTubeに次ぐメディア」と言われており、日本でもVoicyやSpotify、stand.fmなどの音声配信アプリが台頭中。
特に以下の層に人気です:
- ランニング中に聴きたい人
- 通勤・家事をしながら情報収集したい人
- 映像より“声”で人を感じたい人
広告収入も伸びてきており、「音声版YouTube」の座を狙う可能性も。
2. ショート動画(TikTok・Instagram Reels・YouTube Shorts)
【キーワード:テンポ・中毒性】
10〜30秒でバズが起きる時代。
“顔出し不要・編集も簡単・スマホ1台でOK”とハードルが低い一方で、視聴の選別が異常に早いのが特徴。
ショート動画で人気になってから、YouTubeロング動画やLINEスタンプ、書籍化などへと派生する“逆輸入クリエイター”も増えています。
3. バーチャル・メタバース(VRコンテンツ)
【キーワード:体験のインターネット】
仮想空間でのライブ、VTuber配信、バーチャル美術館、3Dショッピング…
「触れるコンテンツ」が、次の主戦場に。
YouTubeのように“見る”時代から、“入る”時代へ。
とはいえ、現時点ではインフラ・デバイスの壁もあり、ガチで来るのは数年先と見る声も。
4. AI生成コンテンツプラットフォーム
【キーワード:自動生成・拡張表現】
ChatGPTの登場を皮切りに、「人間が1人で作る」から「AIと共創する」時代へ。
- AIナレーションのYouTube動画
- AIが提案するショート漫画
- AIライティングによるSEO特化ブログ
など、個人が“企業並みの量産体制”を持てる時代が始まっています。
5. ライブ配信×参加型コンテンツ(ゲーム実況・講座型)
【キーワード:共体験・インタラクション】
ライブ配信は既に定着しましたが、次の形は「参加型」。
ただ見ているだけでなく、投票やコメント、参加型ゲーム、リアルタイムQ&Aなどを通じて、視聴者が“中に入っていく”スタイルが注目されています。
YouTubeライブやTwitch、Instagramライブ、さらにはZoomを活用した講座系にも展開中。
まとめ:「◯」を制する者は、未来の主役になれる
もう一度整理しましょう。
ブログ → “読むメディア”
YouTube → “見るメディア”
次 → “感じる・共に創るメディア”
情報を「受け取る」だけの時代から、ユーザー自身が「関わる」時代へと確実に移行しています。
発信の中心が“言葉”から“感覚”へ、“受動”から“能動”へ。
だからこそ、今あなたがやるべきことは、
- 次のメディアの波をリサーチし、
- 小さく始めて、
- 早めに慣れておくこと
「先に始めた人が勝つ」
このルールは、昔も今も変わりません。