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はじめに
「確定申告って一部の自営業者だけでしょ?」
そう思っているあなた、危険です。
実は、会社員でも主婦でも学生でも、ちょっとした条件で「確定申告が必要になる」ケースがあるのです。
この記事では、確定申告が必要な人・不要な人の条件をわかりやすく整理し、さらに【やり方・手順】を初心者でも迷わずできるように、ステップバイステップでまとめました。
最後まで読めば、「あれ?私って必要?」が必ず解消します!
確定申告とは?そもそも何のためにやるの?
「確定申告=1年分の収入と支出を国に報告する作業」です。
要するに、自分が払うべき税金を【自分で計算して報告】するもの。
普通のサラリーマンなら会社が代わりに年末調整してくれますが、
そうじゃない収入や特例がある人は、自分でやらないといけません。
【条件別】確定申告が必要な人まとめ
ここが一番大事!
以下に1つでも当てはまったら確定申告が必要です。
1. 副業の所得が年間20万円を超えた人
会社員でもアルバイトでも、副業で得た所得(利益)が20万円超なら申告が必要。
ただし経費を引いた後の「所得」で判断します。
2. 年収が2,000万円を超える会社員
高所得サラリーマンは年末調整だけでは完結せず、自分で申告が必要です。
3. 複数の会社から給料をもらっている人
Wワークやバイト掛け持ちしている場合、確定申告が必要なケースが多いです。
4. 年金受給者で年金額が一定以上の人
年金も立派な「所得」。
公的年金が年間400万円超なら申告が必要になります。
5. 医療費がたくさんかかった人(医療費控除)
医療費が年間10万円を超えたら、税金が戻ってくるチャンス!
ただし申告しないともらえません。
6. 住宅ローンを組んだ初年度
住宅ローン控除は、最初の年だけ自分で申告が必要。
7. 株・仮想通貨・不動産売却で利益が出た人
譲渡所得や雑所得が発生したら、忘れずに申告。
【条件別】確定申告が不要な人まとめ
逆に、こういう人は原則申告不要です。
- 会社勤めで副収入なし(年末調整だけでOK)
- アルバイトだけしている学生
- 年収が103万円以下の扶養家族
- 副業していても所得が年間20万円以内
でも、税金が戻る場合(医療費控除、ふるさと納税など)は**「あえて申告」**すると得します!
確定申告のやり方手順【初心者版】
「確定申告って面倒くさそう…」
その気持ち、痛いほどわかります。
でも流れを掴めば、意外とサクッとできます!
ステップ1:必要な書類を集める
- 源泉徴収票
- 支払調書(副業先から)
- 医療費の領収書
- 生命保険控除証明書
- マイナンバーカード or 通知カード
ステップ2:申告方法を決める
- e-Tax(ネットで完結)
- 郵送提出
- 税務署窓口持参
e-Taxならスマホだけでも完了できます!
ステップ3:国税庁サイトで申告書作成
画面の指示に沿って、数字を入れていくだけ!
ステップ4:提出 or 送信
完成したら、そのまま送信or印刷して提出。
郵送なら2月中旬までに到着するように注意!
ステップ5:納税 or 還付
追加で税金を払う人は、期日までに支払い。
還付金がある人は、だいたい1〜2か月で口座に振り込まれます!
よくあるQ&A
Q:バイトの収入でも確定申告必要?
A:基本不要。ただし、扶養を外れる年収(130万円以上)なら注意。
Q:副業バレたくないんだけど?
A:住民税を「自分で納付」に切り替えるとバレにくいです。
Q:ふるさと納税しただけでも確定申告いる?
A:ワンストップ特例制度を使えば不要ですが、5自治体超えると申告必要。
まとめ|確定申告は「自分を守る」ための作業!
確定申告を「やらなきゃいけない面倒なもの」と思っていませんか?
でも本当は、
確定申告=「自分の権利を守るための武器」なんです。
申告しなければ、本来戻ってくるお金も戻ってきません。
無駄に税金を払い続けることだってあります。
ぜひこの記事を参考に、
あなたの未来にプラスになる申告ライフを始めてください!