目次 [非表示]
- はじめに:5月7日は“普通の日”じゃない
- 1. 粉の日(日本)
- 2. 博士の日(日本)
- 3. ロシア戦勝記念日前日(欧州)
- 4. ベートーヴェン『第九』初演(1824年)
- 5. Googleがグーグル翻訳を正式リリース(2006年)
- 6. ジョニー・アンダーソン(トトロの英語版声優)誕生日
- 7. 初代 iMac 発表(1998年)
- 8. ラーメンを語る日にしよう
- 9. ケン・シャムロック(総合格闘技のレジェンド)誕生日
- 10. こどもの日の余韻を味わう日
- 11. 世界的な新聞の日(World Press Freedom Day)の余波
- 12. “母の日直前”の気づきの日
- 13. 自分で「○○の日」を作る日
- おわりに:何でもない日に、意味を与えるのは自分
はじめに:5月7日は“普通の日”じゃない
ゴールデンウィークの喧騒も落ち着き、街が通常モードに戻る頃。そんな5月7日は、いわば「日常のはじまり」。でも、そんな何気ない日常にも、実は多くの“物語”が眠っています。
記念日、偉人の誕生日、世界の出来事、豆知識…。この記事を読み終えたあなたは、5月7日が一気に“スペシャル”な日に変わって見えるはず。今日は“何の日?”を一緒に探っていきましょう。
1. 粉の日(日本)
「こ(5)な(7)」の語呂合わせで、製粉協会が制定した「粉の日」。パン、うどん、ラーメン、ホットケーキ…すべて「粉」から始まる食文化の結晶。この日には、粉物レシピに挑戦したり、パン屋めぐりをしてみるのもおすすめ。
豆知識:日本人一人あたりの小麦粉消費量は、年間で約30kg! ご飯だけじゃなく、“粉”も日本の主食。
2. 博士の日(日本)
1888年のこの日、日本初の“博士号”が授与されたことから「博士の日」とされます。最初の博士は物理学・工学・法学・医学など、計25人。この制度が始まったことで、日本の学問レベルは飛躍的に向上していきました。
豆知識:日本の博士号取得者は年間約1万5000人。意外と多い。
3. ロシア戦勝記念日前日(欧州)
ロシアでは5月9日が“ナチス・ドイツに勝利した日”として盛大に祝われますが、欧州では5月8日が「VEデー(Victory in Europe Day)」。つまり5月7日は「平和を迎える直前の日」。戦争の終結は、5月7日に署名された文書から始まりました。
豆知識:第二次世界大戦終結の文書は、ドイツ・ランスの小さな学校で署名された。
4. ベートーヴェン『第九』初演(1824年)
今では“年末の定番”として知られるベートーヴェンの交響曲第9番「歓喜の歌」が初演されたのが、1824年の5月7日。場所はオーストリア・ウィーン。この日がなければ、日本の年末は少し寂しくなっていたかも?
豆知識:ベートーヴェンはこのとき完全に耳が聴こえなかった。
5. Googleがグーグル翻訳を正式リリース(2006年)
世界を一変させたサービス「Google翻訳」が正式に登場したのが2006年の5月7日。当初は英語⇄アラビア語の変換のみ。今では100以上の言語を網羅し、旅行・仕事・学習のインフラとなりました。
豆知識:2025年現在、Google翻訳の利用者数は月間5億人を超える。
6. ジョニー・アンダーソン(トトロの英語版声優)誕生日
日本では馴染みが薄いが、英語版『となりのトトロ』のメイを演じたジョニー・アンダーソンは5月7日生まれ。ジブリ作品が世界に愛される理由の一つは、各国の“声優愛”にもあるんです。
豆知識:海外ではトトロは「Toh-Troh」と発音される。
7. 初代 iMac 発表(1998年)
スティーブ・ジョブズがAppleに復帰してから初めて手がけた革命的製品「iMac」が発表されたのが1998年5月7日。“未来のコンピューターはカラフルでいい”という概念を定着させました。
豆知識:初代iMacのカラーは「ボンダイブルー」。
8. ラーメンを語る日にしよう
粉の日にちなみ、5月7日を“ラーメン記念日”にしてもいいのでは?特に最近は「家系」「淡麗系」「無化調」など、ラーメンも多様性の時代。食べログで評価4.0以上の名店を巡って、SNSで「#5月7日ラーメンの日」と発信してみては?
9. ケン・シャムロック(総合格闘技のレジェンド)誕生日
「UFCの先駆者」と呼ばれるケン・シャムロックは5月7日生まれ。現代のMMAの原型をつくった選手で、日本ではPRIDEでも活躍しました。格闘技ファンにとっては、今日は“英雄の誕生日”。
10. こどもの日の余韻を味わう日
5月5日は子どもの日。5月6日はその余韻。そして5月7日は、「子どもの未来を考える日」にしても良いのでは?教育、遊び、家庭環境、テクノロジーとの付き合い方…少しでも、未来の世代に思いを馳せてみる時間を取ってみてください。
11. 世界的な新聞の日(World Press Freedom Day)の余波
5月3日は国連制定の「世界報道自由デー」。ちょうどその4日後の5月7日は、改めて“情報の価値”を考える日としても意味がある。新聞、ブログ、SNS、AI…。何を信じ、何を広めるかは、私たちの「情報リテラシー」にかかっている。
12. “母の日直前”の気づきの日
母の日は5月第2日曜日。つまり、5月7日はちょうどその直前の週にあたることが多い。「まだプレゼント用意してない…!」という人は、今がラストチャンス。ギフトを買うだけじゃなく、“言葉”を贈ることも大切。
13. 自分で「○○の日」を作る日
一番大事なのは、「5月7日を、自分の記念日に変える」こと。何でもいい。「ブログを始める」「禁煙スタート」「筋トレ初日」「日記を書き始める」など、“1年後に感謝したくなる行動”をスタートする日として、ぜひ記憶に刻んでください。
おわりに:何でもない日に、意味を与えるのは自分
5月7日という日は、公式な大きな祝日ではありません。でも、それが逆に“自由”の象徴とも言えます。どんな記念日にするかは、あなた次第。
今日から始める何かが、未来の自分の糧になる。
「誰かにとっての特別な日」は、「自分にとっても特別な日」になる――その第一歩として、この記事が役立てば幸いです。
5月7日はこんな日!
- 博士の日
1888年、日本で初めて博士号が授与された日。25名の学者に栄誉が与えられ、日本の学術界の礎となった記念すべき日。 - コナモンの日(粉の日)
「こ(5)な(7)」の語呂合わせから、たこ焼き・お好み焼き・うどん・パンなど“粉もの”の魅力を楽しむ日。日本の食文化の一端を担う存在に注目が集まる。 - 世界エイズ孤児デー
エイズで親を亡くした子どもたちの現状に目を向け、支援と理解を広めるための国際的な記念日。子どもたちの未来のために何ができるかを考える機会。 - ココナッツの日
「コ(5)コナ(7)ッツ」の語呂合わせから生まれた、南国の恵み・ココナッツを楽しむ日。美容や健康、グルメとしての価値も再発見される。 - ブラックモンブランの日
九州で愛され続けるアイス「ブラックモンブラン」の記念日。懐かしの味で童心にかえる人も多い一日。 - 健吉忌(けんきちき)
文芸評論家・山本健吉の命日。昭和文学を支えた知性を偲び、彼の評論や業績に触れる日。