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はじめに──人生100年時代、あなたはどんな貯金をしていますか?
「100歳まで生きるかもしれない」──
そう言われたとき、あなたはどんな感情を抱くでしょうか?
「お金がもつか心配」「健康が不安」「孤独になりそう」…。
この問いは、いまや誰にとっても他人事ではありません。
人生が長くなるということは、幸せに生きるための“準備期間”が伸びたということでもあります。
ではその準備とは? それが今日のテーマ、「3つの通帳」です。
これは銀行にある通帳ではありません。
あなたの人生そのものに貯まっていく“見えない資産”の通帳です。
通帳①:お金の通帳──“貯める”より“使い方”を磨け
100歳まで生きる時代において、単に「老後2000万円問題」だけで片付けられないのがお金の問題。
むしろ大事なのは、**お金との「付き合い方」**です。
たとえば──
- 若いうちに“時間を買う”経験をする(掃除代行や時短家電など)
- 経験にお金を使い、“思い出”という無形資産を得る
- 老後も続く“少額の副収入”を作っておく(ブログ、株式配当、教える仕事など)
つまり、**お金を「命の時間と交換する道具」**として捉え直すことが鍵。
貯めた分だけ安心ではなく、「どう使えば幸福に寄与するか」を見極める通帳にしていくのです。
通帳②:健康の通帳──“貯める”とは、習慣を積むこと
健康も、ある意味“資産”です。
失ってからでは取り戻せない貴重なもの。
健康の通帳には、**「日々の積み重ね」**が記帳されていきます。
たとえば──
- 朝のストレッチ5分
- 週1回のサウナorヨガ習慣
- 睡眠アプリでの記録と改善
- 食事の“白いもの(精製糖・白米)を減らす”実験
これらはすべて、「将来の医療費や介護費を先払いしている」ようなもの。
健康を貯めるとは、体を“時間が経っても壊れない資産”に変えていくことです。
通帳③:人間関係の通帳──孤独を防ぐ“種まき”を
そして、最後の通帳。
それが人間関係です。
この通帳の特徴は、「使えば使うほど、増える」こと。
- 久しぶりに連絡を取る
- 感謝の言葉を習慣にする
- 見返りを求めない“親切”を、日々1つでも届ける
- 世代を超えた友人を意識的に作る
孤独は寿命を縮めるという研究があるほど、人とのつながりは生きる力そのものです。
100歳時代の人間関係通帳は、「年齢を重ねるほどに価値を増す通帳」なのです。
おわりに──あなたの通帳、今どれくらい貯まっていますか?
いま、通帳を開いた気持ちで、少し自分を振り返ってみましょう。
- お金の使い方に「迷い」はありませんか?
- 健康習慣を“仕組み化”していますか?
- 誰かに感謝を伝えたのはいつですか?
人生100年時代。
目に見える数字より、目に見えない“積み重ね”が価値を生む時代です。
通帳の残高は、いまからでも増やせます。
それは明日の散歩かもしれないし、今このブログを読んで「誰かを想う気持ち」が芽生えたことかもしれません。
あなたの3つの通帳が、100歳のあなたを支える“最強の資産”になりますように。