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はじめに:その服、誰かを泣かせてない?
ねぇ、ちょっとだけ時間ある?
クローゼットを開けて、私ふと思ったの。 「この服、どこから来て、どこへ行くんだろう」って。
安くて可愛い、トレンドばっちり、届くの早い。 そんなファッションが大好きだったけど、ある日ふと見かけたドキュメンタリーで胸がきゅってなった。
遠い国の工場で働く女の子。 1日12時間以上、換気もない部屋で縫い続ける小さな手。 川を真っ赤に染める染料工場の映像。
「私が着てるこのTシャツ、その子の涙でできてたのかもしれない…」
そこから、私の“サステナブルファッション沼”が始まった。
環境に優しくて、作る人にも優しくて、しかもオシャレで、長く愛せる。 そんな“やさしさのかたまり”みたいなブランドたちに出会って、私は心からファッションを楽しめるようになったんだ。
今回は、私が実際に使って、心からおすすめしたい“本気で推せるサステナブルブランド”を、まるっと10選ご紹介します。
- 安心して着られる服がほしい
- サステナブルって言葉は聞いたことあるけど、よくわかんない
- オーガニックコットンって何が違うの?
- やさしさとオシャレ、どっちも欲しい!
そんなあなたの気持ちに寄り添いながら、友達に話すみたいに紹介していくね。
準備はいい?心がふわっとあったかくなる服の世界へ、いざ出発!
1. 本気で惚れたサステナブルブランド10選
ここでは、私が実際に使って惚れ込んだブランドを10個紹介するね。オシャレで、やさしくて、着るたびに気分があがるやつだけ厳選しました。
1.1 People Tree(ピープルツリー)
フェアトレード×ファッションのパイオニア的存在。インドやバングラデシュの手仕事が光る1着は、まるで小さな物語をまとうような感覚。刺繍の細かさとやさしい色味、洗うたびに風合いが増すコットン素材がたまらない。
1.2 nudie jeans(ヌーディージーンズ)
スウェーデン発のオーガニックデニムブランド。穿けば穿くほど味が出る。しかも、リペア無料サービスあり。私のジーンズは4年目だけど、今がいちばんカッコいい。
1.3 Patagonia(パタゴニア)
説明不要の王道。環境活動への真摯な姿勢と製品の実用性の高さが魅力。私の愛用はリサイクル素材100%のレトロXジャケット。軽いのにあったかくて、秋冬は手放せない。
1.4 tentree(テントゥリー)
買うごとに10本の木を植えてくれるカナダのブランド。ゆったりシルエットで、休日のリラックスコーデに最高。パッケージまで可愛くてエコ。
1.5 RANRA(ランラ)
アイスランドとイギリスをルーツに持つ、都会派エコブランド。ウールやコットンの染色が本当に美しくて、グラデーションのフーディは着るたびに褒められる。
1.6 The Reracs(ザ・リラクス)
日本発、ミリタリー×モードを掛け合わせたようなサステナブルブランド。上質な素材感とシルエットがとにかく美しい。ちょっと背筋が伸びる1着。
1.7 ALLBIRDS(オールバーズ)
ウール×再生プラのスニーカーブランド。軽くて洗えて、しかも可愛い!旅行にもぴったり。歩くことがもっと好きになる靴。
1.8 EILEEN FISHER(アイリーン・フィッシャー)
アメリカ発。ミニマル×ラグジュアリー。ゆったりラインのニットやワンピは、何年経っても着られるデザイン。仕事にもプライベートにも使える万能さ。
1.9 TOAST(トースト)
イギリスのブランドで、手仕事と季節感を大切にしている。風合いのあるリネンシャツやワンピースが特におすすめ。まるで旅先で出会った服のような空気感。
1.10 yori(ヨリ)
日本のママ世代に人気の、上品でシンプルな服が揃うブランド。サステナブル素材へのこだわりも年々進化中。子育て中でも、ちゃんと「自分を大切にしたい」人にぴったり。
2. 自分にぴったりのサステナブルブランド、どうやって見つける?
「いっぱいありすぎて、どれ選べばいいのかわかんないよ〜!」って思ったあなたに、私がやってみてよかった“見つけ方のヒント”をシェアするね。
2.1「自分がよく着るもの」から探す
オシャレって、“着慣れた形”があるじゃない?たとえば、ワイドパンツが好きなら、People Treeやyoriのラインをチェック。カジュアル派ならPatagoniaやtentreeがおすすめ。
2.2「共感できるストーリーがあるか」
服の背景って、意外と大事。私がnudie jeansを選んだのは、「修理して長く穿く」っていう哲学にめっちゃ共感したから。ブランドのWebサイトやインスタをのぞくと、考え方が伝わってくるよ。
2.3「試着レビュー」を信じすぎない
これはちょっと意外かもだけど、口コミより“自分で触れる機会”をつくるのが一番。最近はポップアップストアやフェアトレード系のイベントで実際に試せることも多いから、思い切って行ってみると発見がいっぱい!
3. その服の裏側にあるもの
安くて便利なファストファッションが全盛の今、たしかに「サステナブル」はちょっと面倒くさい選択かもしれない。でも、その選択が世界の誰かの人生を左右してるって、知ってほしいんだ。
- 労働環境:最低賃金以下で働く女性たち。
- 環境問題:染料で汚染された川、焼却処分される売れ残り。
- 廃棄問題:1秒にトラック1台分の衣類が捨てられている現実。
「知ったら、もう前と同じようには戻れない」って、私はそう感じた。 でも怖がらないでほしい。行動を変えるって、ちょっとずつでいいんだから。
次は、「サステナブルって高くない?」というリアルな悩みにも、ちゃんと向き合ってみるよ。
4. サステナブルって高くない?という悩みに答えるね
うん、わかる。私も最初は「1枚でこの値段!?」「ユニ○ロなら3枚買えるじゃん」って思ってた。
でもね、視点をちょっと変えてみたら、考え方もお金の使い方も、ぐるっと変わったの。
◯「安く買ってすぐ捨てる」より、「良いものを長く」
3シーズンでダメになる服を毎年買うより、 5年以上着られるものを選んだ方が、結果コスパ良いって気づいたんだよね。
それに、「自分が大切に選んだ1着」って、着てるだけで気持ちが上がる。
◯ 壊れても直して使えるって最高
nudie jeansやPatagoniaみたいにリペア対応してくれるブランドもある。 「修理できる服」って、なんか、信頼できる人間関係みたいで好き(笑)
◯ 買う量が減るから、実は節約に
サステナブルな服って、変にトレンド追わなくても成立するものが多い。 流行に振り回されずに「これが私の定番」って持てると、ほんと無駄な買い物が減った!
5. ファッションとの向き合い方が、変わった日
サステナブルに目覚めて、いちばん変わったのは「服を買う瞬間」かも。
前は「安い!可愛い!買い!」ってノリだったけど、今はこう考えるようになった。
- これ、どこでどうやって作られたんだろう?
- この服と、どれくらいの時間を一緒に過ごせるかな?
- 自分のスタイルにちゃんと合ってる?
ちょっとめんどくさい思考かもしれない。でも、それが「自分を大切にする」ってことなんじゃないかなって思う。
服って、ただの布じゃなくて、「自分の外側をつくるもの」。 だからこそ、丁寧に選びたいよね。
6. おわりに:やさしい選択が、世界をちょっと変える
ここまで読んでくれて、本当にありがとう。
サステナブルファッションって、最初はちょっとハードル高く感じるけど、実はとってもシンプルなこと。
「自分も、地球も、つくった人も、ぜんぶ大切にしたい」
その想いさえあれば、もうあなたはこのムーブメントの一員。
大きなことはできなくてもいい。 月に1枚、サステナブルな服を選んでみる。 1つ、誰かにこの話をしてみる。
その小さな一歩が、未来を少しずつ明るくしていくと、私は信じてる。