3月8日は「国際女性デー」です。
女性の権利と平和を求める日として、国連によって制定されました。
国際女性デーの起源は、1908年3月8日にアメリカの女性たちが参政権を求めてデモを行ったことに遡ります。その後、1910年にコペンハーゲンで開かれた国際社会主義者会議で、3月8日を「女性の権利と国際平和のための闘いの日」とすることが提案されました。
国際女性デーは、女性の社会的、経済的、政治的な地位向上を目指し、女性に対する差別や偏見をなくすことを目的としています。また、女性の貢献を称え、その業績を讃える日でもあります。
3月9日は「記念切手記念日」です。
1894年(明治27年)のこの日、日本で最初の記念切手が発行されたことを記念して制定されました。
日本初の記念切手は、明治天皇・皇后両陛下の結婚25周年(銀婚)を祝うために発行されました。菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれたデザインで、紅色で内地用(内国用封書用)の2銭と青色で外地用(外国用封書用)の5銭の2種類がありました。
記念切手は、国家的な行事や出来事を記念して発行される切手であり、通常、発行期間や枚数が限定されています。そのため、希少価値が高く、収集家にも人気があります。
3月10日は「東京都平和の日」です。
第二次世界大戦中の1945年3月10日、東京は大規模な空襲を受け、多くの方が亡くなりました。この悲劇を二度と繰り返さないという誓いを込めて、東京都は1990年に3月10日を「東京都平和の日」と定めました。
東京都平和の日は、戦争の悲惨さを後世に伝え、平和の尊さを再認識する日です。この日には、東京都平和の日記念式典や東京空襲資料展などのイベントが開催され、平和への祈りが捧げられます。
3月11日は「東日本大震災の日」です。
2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。この地震は「東北地方太平洋沖地震」とも呼ばれ、日本列島全体を揺るがすほどの規模でした。
地震発生後には、巨大な津波が東北地方の沿岸部を襲い、多くの人命と家屋が失われました。また、福島第一原子力発電所事故をはじめとする原子力災害も発生し、広範囲にわたって深刻な被害をもたらしました。
東日本大震災は、死者・行方不明者1万8431人、負傷者6239人という甚大な人的被害をもたらしたほか、家屋の倒壊や火災、インフラの破壊など、経済的にも大きな打撃を与えました。
3月12日は「サイフの日」です。
「サ(3)イ(1)フ(2)」の語呂合わせから、2007年に「一般社団法人・日本記念日協会」によって制定されました。
サイフの日は、財布に対する感謝の気持ちを表し、財布を大切に使うことを啓蒙する日です。
この日には、財布の専門店やデパートなどで、財布のセールやイベントなどが開催されることがあります。
また、新しい財布を使い始めるのに縁起の良い日としても知られています。
3月13日は「新選組の日」です。
新選組は、江戸時代末期に京都で活躍した、徳川幕府の治安維持を目的とした武士集団です。
1863年(文久3年)のこの日、新選組の前身である「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足しました。
新選組は、池田屋事件や禁門の変などで活躍し、その勇ましい姿は多くの人々に語り継がれています。
3月14日はホワイトデーです。バレンタインデーにチョコレートなどをもらった人が、お返しのプレゼントをする日です。
ホワイトデーの由来には諸説ありますが、有力なのは以下の2つです。
ホワイトデーのプレゼントには、キャンディ、マシュマロ、クッキー、チョコレートなどがよく選ばれます。
3月15日は「靴の記念日」です。
1870年(明治3年)のこの日、実業家・西村勝三が、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」を開設したことに由来します。
それまで日本で「靴」といえば軍靴で、すべてを輸入に頼っていましたが、西洋人の足のサイズ・形は日本人に合わず、日本人向けの靴を作ろうと工場が開設されました。
この工場は、現在の「リーガル」という靴ブランドの始まりとなりました。
3月16日は「国立公園指定記念日」です。
1934年(昭和9年)のこの日、日本で初めて、瀬戸内海、雲仙、霧島の3か所が国立公園に指定されました。
国立公園は、優れた自然景観を保護し、利用を促進することを目的とした、国が指定する公園です。
3月17日は「漫画週刊誌の日」です。
1959年のこの日、日本初の少年向け週刊漫画雑誌「週刊少年マガジン」と「週刊少年サンデー」が創刊されました。
「週刊少年マガジン」と「週刊少年サンデー」は、創刊当初から人気を博し、日本の漫画文化を牽引してきました。
現在でも、多くの読者に愛されており、日本の漫画週刊誌の代表的な存在となっています。