海の安全祈念日は2月10日です。全国水産高校長協会が2003年に制定しました。
2001年2月10日に、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」がハワイ沖で米国の原子力潜水艦に衝突され沈没した。
乗務員35人のうち、教員5人と生徒4人が死亡、救出された9人がPTSDと診断された。
この事故を悼み、実習航海の安全を祈念するため、全国の水産系高校で黙祷が捧げられるようになった
2月11日は「建国記念の日」です。
「建国記念の日」は、日本の建国を祝う国民の祝日です。 「建国をしのび、国を愛する心を養う日」とされています。
日本の建国については、神話や歴史書に様々な記述がありますが、明確な建国の日を特定することは困難です。 そのため、初代天皇とされる神武天皇の即位日(旧暦の1月1日)を、現在の暦に換算した2月11日を「建国記念の日」としています。
「建国記念の日」は、1872年(明治5年)に「紀元節」として制定されました。 第二次世界大戦後、一時廃止されましたが、1966年(昭和41年)に「建国記念の日」として復活しました。
2月12日は「ダーウィンの日」です。
「ダーウィンの日」は、イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンの誕生日(1809年2月12日)にちなんだ国際的な記念日です。
ダーウィンは、進化論を提唱したことで知られています。 進化論は、地球上のすべての生物が共通の祖先から進化したという画期的な考え方で、生物学の基本的な枠組みを構築しました。
「ダーウィンの日」は、ダーウィンの科学への貢献をたたえ、科学全般を促進させるための日として制定されました。
2月12日は「ブラジャーの日」です。
1914年のこの日、アメリカ人女性のメアリー・フェルプス・ジェイコブさんが、現在のブラジャーの原型となるものを考案し、特許を申請しました。 女性下着メーカーのワコールが、この日にちなんで「ブラジャーの日」を制定しました。
2月13日は「苗字制定記念日」です。
1875年(明治8年)のこの日、明治政府が「平民苗字必称義務令」を発布し、全国民に苗字の使用が義務付けられました。
江戸時代まで、苗字を持つのは貴族や武士だけでしたが、明治時代に入り、戸籍制度の整備や徴税の必要性から、すべての国民が苗字を持つことになりました。
この「平民苗字必称義務令」によって、日本人は現在のような苗字を持つようになったのです。
バレンタインデーは、2月14日に恋人たちが愛を祝う日として知られています。
バレンタインデーの起源には諸説ありますが、3世紀のローマ帝国時代に、兵士の結婚を禁じた皇帝の命令に背いて結婚式を挙げた司祭バレンタインが処刑された日が2月14日だったという説が有力です。
バレンタインデーの習慣は国によって異なりますが、一般的には恋人や友人、家族など大切な人にプレゼントを贈る日とされています。チョコレートを贈る習慣は、日本で生まれたと言われています。
春一番名付けの日は、2月15日です。
春一番とは、立春から春分の間に、その年初めて吹く暖かい南風のことを言います。
春一番名付けの日は、1963年2月15日に、春一番という言葉が初めて新聞で使われたことに由来しています。
春一番の語源には諸説ありますが、江戸時代の安政6年(1859年)2月13日に、壱岐郷ノ浦の漁師53人が五島沖で突風に遭い、全員が亡くなった海難事故がきっかけとなったという説が有力です。
2月16日は「天気図記念日」です。
1883年(明治16年)のこの日、日本で初めて天気図が作られました。
天気図は、気象観測データをもとに、天気の状態や変化を予測するために作られる図です。 天気図の誕生により、気象予報の精度が向上し、人々の生活や産業に大きな影響を与えました。
2月17日は「天使の囁きの日」です。
天使の囁きとは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのこと。 寒い地域で、ある条件が揃うと見ることができます。
1978年2月17日に、北海道幌加内町の母子里(もしり)地区で、当時の日本観測史上最低気温となるマイナス41.2℃を記録したことに由来し、1994年に制定されました。
2月18日は「嫌煙運動の日」です。
1978年のこの日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されたことが由来となり、制定されました。
嫌煙運動とは、タバコの煙による健康被害や不快感をなくすための運動です。 具体的には、公共の場での喫煙禁止や、タバコ税の増税、禁煙を促す啓発活動などが行われています。