4年に1度(ただし400年に97日)の閏年には、2月28日の翌日に閏日として29日が入る。これは、1年の日数が365日ではなく365.2422日なので、そのずれを調整する為である。西暦の年が100で割り切れ、かつ、400で割りきれない年は閏日を入れない平年になる。
なお、国によっては2月24日と25日の間に閏日「2月24日」を置き、以降の日を1日づつずらすとしている。これは、紀元前713年にローマ暦に閏日が導入された時以来の伝統であるが、日本の暦には採用されなかった。
英語では閏日のことをleap day(跳躍の日)と言う。これは、普段の年はその前年の同じ日より1つだけ曜日がずれるが、閏年の翌年は2つずれる、つまり、曜日を1つ飛び越える(leap)からである。
かつてイギリスでは、4年間のうちでこの日だけ女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認され、男性はそれを断わることはできないとされていた。