2月12日は「ブラジャーの日」です。
1914年のこの日、アメリカ人女性のメアリー・フェルプス・ジェイコブさんが、現在のブラジャーの原型となるものを考案し、特許を申請しました。 女性下着メーカーのワコールが、この日にちなんで「ブラジャーの日」を制定しました。
2月13日は「苗字制定記念日」です。
1875年(明治8年)のこの日、明治政府が「平民苗字必称義務令」を発布し、全国民に苗字の使用が義務付けられました。
江戸時代まで、苗字を持つのは貴族や武士だけでしたが、明治時代に入り、戸籍制度の整備や徴税の必要性から、すべての国民が苗字を持つことになりました。
この「平民苗字必称義務令」によって、日本人は現在のような苗字を持つようになったのです。
バレンタインデーは、2月14日に恋人たちが愛を祝う日として知られています。
バレンタインデーの起源には諸説ありますが、3世紀のローマ帝国時代に、兵士の結婚を禁じた皇帝の命令に背いて結婚式を挙げた司祭バレンタインが処刑された日が2月14日だったという説が有力です。
バレンタインデーの習慣は国によって異なりますが、一般的には恋人や友人、家族など大切な人にプレゼントを贈る日とされています。チョコレートを贈る習慣は、日本で生まれたと言われています。
春一番名付けの日は、2月15日です。
春一番とは、立春から春分の間に、その年初めて吹く暖かい南風のことを言います。
春一番名付けの日は、1963年2月15日に、春一番という言葉が初めて新聞で使われたことに由来しています。
春一番の語源には諸説ありますが、江戸時代の安政6年(1859年)2月13日に、壱岐郷ノ浦の漁師53人が五島沖で突風に遭い、全員が亡くなった海難事故がきっかけとなったという説が有力です。
2月16日は「天気図記念日」です。
1883年(明治16年)のこの日、日本で初めて天気図が作られました。
天気図は、気象観測データをもとに、天気の状態や変化を予測するために作られる図です。 天気図の誕生により、気象予報の精度が向上し、人々の生活や産業に大きな影響を与えました。
2月17日は「天使の囁きの日」です。
天使の囁きとは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのこと。 寒い地域で、ある条件が揃うと見ることができます。
1978年2月17日に、北海道幌加内町の母子里(もしり)地区で、当時の日本観測史上最低気温となるマイナス41.2℃を記録したことに由来し、1994年に制定されました。
2月18日は「嫌煙運動の日」です。
1978年のこの日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されたことが由来となり、制定されました。
嫌煙運動とは、タバコの煙による健康被害や不快感をなくすための運動です。 具体的には、公共の場での喫煙禁止や、タバコ税の増税、禁煙を促す啓発活動などが行われています。
2月19日は「プロレスの日」です。
1954年のこの日、日本初の本格的なプロレス国際試合が東京・蔵前国技館で開催されました。
この試合は、力道山・木村政彦組とシャープ兄弟組のタッグマッチで、NHKと日本テレビが同時に中継するほどの盛り上がりを見せました。
特に、力道山は相撲からプロレスに転向し、日本プロレス界の父と呼ばれるほどの人気を博しました。
この日を記念して、2月19日が「プロレスの日」と制定されました。
2月20日は「旅券の日」です。
1878年(明治11年)のこの日、「海外旅券規則」が制定され、日本で初めて「旅券」という言葉が法令上で使われました。
外務省は、この規則が制定された日を記念して、1998年(平成10年)に2月20日を「旅券の日」と定めました。
「旅券の日」は、パスポートの大切さを再認識し、海外渡航への意識を高めることを目的としています。
国際母語デーは、毎年2月21日に、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が制定した国際デーです。
国際母語デーは、以下の目的を達成することを目的としています。
国際母語デーの起源は、バングラデシュにあります。 1952年2月21日、当時の東パキスタン(現在のバングラデシュ)で、ベンガル語を公用語として認めるよう求める学生たちがデモを行い、多数の死傷者が出ました。 この事件を記念して、ユネスコは1999年に2月21日を国際母語デーと定めました。